こんにちはSHIMONです
世界一かっこいいカゴをデザインし販売をしています

そもそもカゴの起源はいつからなのでしょうか?
カゴの歴史は非常に古く、人類の歴史と深く結びついています。
初期のカゴ
-
原始時代:
-
カゴの起源は旧石器時代にまでさかのぼると考えられています。初期の人々は、木の枝や蔓を編んで、果物や木の実を収穫し、運ぶための容器を作っていました。
-
これらの初期のカゴは、シンプルな編み方で作られ、主に植物性の素材が使用されました。
-
-
新石器時代:
-
農耕が始まると、カゴは収穫物を運ぶための重要な道具となりました。この時代には、編み方や素材の選択が進化し、より強固で多用途なカゴが作られるようになりました。
-
古代文明のカゴ

-
エジプト文明:
-
古代エジプトでは、パピルスや葦を使ってカゴが作られていました。これらのカゴは、食物やその他の日用品を保存するために使用されました。
-
墓の壁画にもカゴを運ぶ人々の姿が描かれており、その重要性が伺えます。
-
-
メソポタミア文明:
-
メソポタミアでもカゴは広く使用されており、穀物や果物の運搬・保存に利用されました。
-
日本におけるカゴ
-
縄文時代:
-
日本におけるカゴの歴史も古く、縄文時代には既にカゴが使用されていた証拠があります。縄文土器の模様には、カゴの編み目が見られることから、この時代の人々がカゴを編んでいたことがわかります。
-
-
弥生時代以降:
-
弥生時代には、農業の発展とともにカゴの使用が広がり、多様な用途に応じたカゴが作られるようになりました。
-
カゴの発展と多様性
-
中世ヨーロッパ:
-
中世ヨーロッパでは、カゴ作りは一つの職業として確立され、様々な形状や大きさのカゴが作られるようになりました。特に農業や漁業、商業において重要な役割を果たしました。
-
-
アジア地域:
-
アジア各地でもカゴ作りは古くから行われており、中国やインドでは竹や籐を使った美しいカゴが作られてきました。
-
現代のカゴ
-
現代では、伝統的な手工芸品としてのカゴとともに、プラスチックや金属製のカゴも広く普及しています。
カゴは、素材や編み方、用途に応じて多種多様な形態を持つ、非常に古くから存在する道具です。人類の歴史とともに発展し、その技術や文化は地域ごとに異なる特長を持っています。
この情報は主にネットからの情報ですが、現在私たちの生活においてカゴはどの様な場面で使われているでしょうか?
カッコいいカゴを求めて
主に伝統的な手工芸品としてのカゴは、前述の通り竹や籐を使った伝統工芸品として、主婦などの買い物のために使用されています。
一方、スーパーのショッピングカゴは買い物の際に必ずと言っていいほど使用され、その利点としては、物を入れやすく出しやすいこと、そして丈夫であることが挙げられます。
しかし、現代においてカゴを街中で使うシチュエーションはほとんどありません。なぜなら、デザインの面で魅力的なカゴがほとんど存在しないからです。数年前と比較すると、デザインに気を使ったカゴは増えてきていますが、これはカゴ自体が注目されたというよりも、社会全体のデザインリテラシーが向上した結果です。AppleがiPhoneのデザインを刷新してからというもの、電化製品や家具などすべてのデザインが劇的に進化しました。

カゴに関しても、無印良品のようなブランドではシンプルでモダンなデザインのカゴが見られますし、カインズホームなどのホームセンターでも一定のデザイン性を持つカゴが販売されています。HAYやIKEAなどの家具ブランドでも素敵なカゴが見られることがあります。しかし、街中でカゴを持ち歩くにはまだ抵抗がある人が多いでしょう。
私自身は、一目見て「カッコいい」と感じるようなプロダクト製品としてのカゴを持ちたいと考えていました。そこで出会ったのが、ドイツのブランドであるReisenthelです。このブランドは唯一、デザイン性を重視したカゴブランドであり、起業して自分のカゴを作った今でも愛用しています。
しかし、Reisenthelのカゴはやや女性向けのデザインが多く(完全に主観です!)、バウハウスやドイツの工業製品のような直線的で男性的なクールなイメージには至りませんでした。そのため、理想のカゴは市販製品では見つかりませんでした。なければ作るしかない!そこで、私は世界一カッコいいと思えるカゴを作ることを決意しました。
次回はKAGOX誕生の話です。では